皆様、新しい年をどのように迎えられたでしょうか?
厳かに?
のんびりと?
親しい人達と賑やかに?
それとも、仕事をしながら?
当施設も、年末年始の当直、元日、三が日の勤務など、盆・正月・祝祭日・日夜、関係なく職員達が仕事に励んでおります。
新年を迎えたとはいえ、1月も早や終盤。寒さが厳しくなる頃ですが・・・。
大寒が過ぎても暖かい日が続き、農作物への影響も出ている様子。
「過ごしやすい」と、呑気に喜んでばかりいられません。
暖冬とはいえ、インフルエンザ患者数がまだまだ注意報レベル地域もあり、学校・病院・介護施設など集団生活の場所では警戒を強めています。
当施設でも気温・湿度の調整、マスク着用や手指消毒、面会規制など非常に気を遣いながらの年越しとなりました。
さてさて、昨年末の行事報告で大変恐縮ですが・・・💦
共同募金会、社会福祉協議会より、歳末たすけあい援助品の贈呈があり、担当職員さんと一緒に地元小学生も訪ねて下さいました。
12月25日のクリスマスに合わせてプレゼントが届けられるとは、何とも嬉しい取り計らいですね。
援助品のプレゼントも嬉しいですが、それ以上に子供たちの笑顔と元気な声かけに、入居者様方は勿論、私ども職員も心癒される楽しい時間となりました。
こうして地域の皆様のご支援とご協力を得ながら共に歩んでいけるよう、今後も努力して参ります。
本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。
デイルームでは、椿の花が満開。
と言っても、利用者様と職員による創作活動で咲かせた花です。
ガク部分はペットボトルの蓋を使用し、これを台座にしてフェルトを巻き付けていますねぇ。
何にでも、表の顔と裏の顔があるのですね…。
このように、デイサービスでは年間を通して様々な活動をしています。
ご利用者様の体力・能力など低下防止の目的もありますが、何よりも楽しく過ごして頂きたいとの思いで、職員が日々創意工夫を重ねています。
ブログ担当者がタイミングを外し、紹介できない活動や行事が沢山ありますが、今後はもっと頻繁に施設全体の紹介に努めたいと考えています。
新型コロナウイルス感染症の影響は、今だ留まるところ知らず。
私ども高齢者施設も例外ではありません。
入居者様への面会制限をはじめ、来設者への検温・消毒 等々の対応で業務も煩雑化し、更に衛生用品(マスク・アルコール消毒液など)の入荷目途が立たず、在庫管理も苦慮しています。
上の写真は、グループホーム職員さんが「マスク作ったんよ~」と、手作りの布製マスクを頂いたものです。
鼻の部分のワイヤーには、ラッピング用のワイヤー口紐(通称:ネジネジ)を代用しているとか…!
耳に掛ける白ゴムも店頭では品切れ…伸縮性のあるニット布を使用し、調節出来るよう長めに残す心遣いです。
工夫を施し ”ひと手間” かけているので、耳も痛くなく快適な付け心地。見た目は、癒し系の可愛いさがあります。
貴重なマスク、大切に使わせて頂きます。
そんな、こんな、コロナ騒動をよそに、季節は移ろい桜の便りが届き始めました。
デイサービス利用者様から、ご自宅の庭先で咲き始めた「小梅桜」の一枝を頂いたのでご紹介。
可憐なお花がよく見えるよう、少しズームしてみましたが。。。
担当の撮影技術が低いため、本来の美しさをお伝え出来ないのが残念です。
新年度が始まりました。
一時的ではありますが、何かと気忙しく業務も煩雑になる4月です。
そして、桃の節句(菊間町では旧暦の4月3日で行います)の時期でもあります。
その桃の節句に合わせ、デイサービスでは「雛人形」の制作に励んでいましたので、ご紹介しましょう。
「兎のお雛様」の、胴体には「お手玉」を使用し、顔は「発泡スチロール・ボール」を、そして「フェルト」の耳
もちろん「台座」も、手作りです。
作り手の個性が、顔の表情に影響を与えるのでしょうか。。。少しずつ違っていますよね?
手前に置かれた「雛菓子」(干菓子)は、デイサービス職員が用意してくれました。
お箸で摘まみ上げて、配置しなければならない程”ちっちゃい(小さい)”です。
試しに、つま楊枝と比較してみると。。。ほら!可愛いでしょう?日本独特の繊細さを感じます。
おっと!グループホームには、本格的な7段飾りのお雛様が飾られています。
こちらは、グループホーム職員からの提供品です。
いざいざ組み立て飾るとなると、「これ、どこに置くん?」「これ何~?」「この子(人形)は誰なん?」と…大騒ぎです。
提供者の監督の下、無事飾り終えると「来年も監督・ご指導、よろしくお願いしま~す!」との声が。
そうこうしていると、”そろり…そろり…”と入居者様方が雛壇近くへ。。。ポーズをお願いしました。
おぉぉぉ!手前に座っている「美人・三人官女」には、豪華七段飾りも霞んでしまいます。
白ベースに濃淡の桃色の花が、ぎっしり咲いています。
華やかな濃い桃色の花は、数が少ないようです。
お花見も憚られる昨今…過日の昼食に「お花見仕様」の献立でした。
一つ一つの料理は普段と変わらないのですが、盛り付け次第で賑やかに演出できます。
旬の食材・地元の食材などを使って季節感を出したり全国の郷土料理の献立等々、趣向を凝らしています。
厨房の皆さん、いつも美味しい食事を有り難うございます。
今年のゴールデンウイークは、コロナウイルス感染症の影響があり例年とは違った休日を過ごさねばならず、ストレスを感じておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このストレスがコロナウイルス感染症には良くない…いやいや人体に悪い。
難しいことは分かりませんが、この「ストレス」が原因でコルチゾールというホルモンが増え免疫力低下をさせるとか。
しかし、全くストレスを感じないで生きるのは難しいような…、皆さんはどうでしょう?
風薫る5月の空に泳ぐ「こいのぼり」、グループホームでは入居者様方が、個性豊かな「塗り絵の《こいのぼり》」を壁面に泳がせています。
同じくグループホームの一角には、季節感を感じられる「兜」も飾られていますよ。
「端午の節句」の行事は古く、奈良時代までさかのぼるそうです。
月の端(はじめ)の午(うま)の日という意味があり5月に限られたものでは無かったのですが、午(ご)と五(ご)の音が同じだったため毎月5日となり、いつしか5月5日になったとか…。
当時、季節の変わり目の端午の日に病気や災厄をさけるための行事に、薬草を摘み軒下に飾ったり、枕の下に敷いたり、薬湯を浴びたり、薬草を浸けたお酒を飲んだり、他にも様々な儀式が行われていたそうです。
現在行われている五月五日(端午の節句)に、「鯉の吹き流し」や「五月人形(鎧)(兜)」を飾り、男子の前途を祝うようになったのは江戸(徳川)時代からといわれています。
また、薬草である菖蒲は邪気を避け悪魔を払うと信じられており、今でもその名残が継承されています。
古くから伝わる行事や諺には、国や地方、土地の風土に培われた生きるための知恵や楽しみがあるようです。
迷信だとか科学的根拠がないなどと馬鹿にせず、気持ちの余裕と遊び心で季節を感じ、趣きのある暮らしを楽しんでみるのも良いかもしれませんね。
新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が徐々に解除されていますが、相変わらず外出自粛ムードは続いています。
マスク着用や三密を避けるなど生活様式の変化が求められています。
そんな生活に少しづつ慣れてきたとはいえ、やはり窮屈で退屈…ですよね。
ラ・ファミーユをご利用(入居)の皆様も、面会や外出に規制が設けられていますが、施設内の庭での散歩やレクリエーションで気分転換して頂けるよう、職員達は工夫と配慮をしています。
デイサービスで行われている通常レクリエーションの一コマをご紹介。
軽度の運動ではありますが、体を動かすだけで強張った体と心がほぐれます。
自宅では簡単な運動や作業でさえ、やる気が出なかったりしますよね。
だからこそ皆が集まり、半ば強制的に体を動かしたり、頭を使ったり、手作業をしたりするのです。
一人では出来ない事も、大勢が集まるとエネルギーが生まれるのです。
洋菓子店で買ったような”フルーツタルト”
グループホームでの生活の一部である”おやつ作り”で製作したお菓子です。
綺麗な見た目だけではなく、お味の方も格別だっとか!
お料理だけではありません 。
指先を使った作業で”お地蔵さん”を作っていました。
よ~く見てみると、軍手を利用していますよ!
お行儀よく並んだ”お地蔵さん”、何とも愛くるしい。
眺めていると頬が緩みませんか?
新型コロナウイルス感染症に引き続き、今度は大雨災害の影が襲っています。
被災された皆様には、お見舞い申し上げます。
四国地方でも、局地的な大雨で災害とまでいかなくとも、何かしら影響が出ているようです。
暗くなってばかりいても仕方ありません…気を取り直して!
遅ればせながら、「七夕まつり」用の笹飾り制作風景をご紹介しましょう。
ケアハウス、グループホーム、デイサービス、各事業所にてそれぞれ個性的な笹飾りを作ったようです。
ご紹介するのは、グループホームでのひとコマ。
皆さん、一心不乱に願い事を書いた短冊やら飾りらを笹に取り付けています。
こうやって「無心」に何かに集中するのは、高齢者に限らず心身に非常良い影響を与えてくれるようです。
軽作業の後は、職員の手作りおやつで休憩です。
七夕デザートは、天の川で年に一度の逢瀬を楽しむ彦星と織姫を表現しているのでしょうか?
ロマンチックで綺麗なデザートですね。
「やれやれ疲れたね~!」
首に掛けられたタオルが物語っています。
"暑い”、”忙しい”、”疲れた”、だのと弱音を吐いているうちに、殺人的な猛暑の8月は過ぎ去り9月も下旬です。
朝晩めっきり涼しくなって参りました。
8月の報告が出来ておりませんので、「思い出」として振り返ってみたいと思います。
「ミニトマト」「茄子」「プリンスメロン」「小玉スイカ」
これらはデイサービス職員が、裏庭の畑で業務の合間に育てた作物です。
盛夏の太陽の下で実った野菜達。今年は猛暑で不作とのことですが、
いやいや、なかなかの出来栄えに見受けられます。
事務所前では「ゴーヤ」栽培をしました。
この「ゴーヤ」、職員宅の家庭菜園から苗を頂戴したものです。
小振りながらも、ちゃんと実りましたよ!
続いて、グループホームの様子です。
新型コロナウイルス感染症の影響で、外部との交流や集いの場を設けることが出来ませんので、「夕涼み会」と称して夏の装い「浴衣」「甚兵衛」で楽しんで頂きました。
色・柄とりどりの「浴衣・帯・甚兵衛」は、
職員から提供されたものです。
さて早速、着付けです。
「ヨイショッ!」着付ける側、着付けられる側、双方ともに踏ん張りが必要ですよ。
お~ぉ!紳士淑女が勢揃いしました。
写真では分かりにくいのですが、女性陣はお化粧も施し”気分は上げ上げ”、大変喜んでおられたとか。
清潔な「身だしなみ」や、美しく装う「おしゃれ」は、人の心を朗らかに豊かにしてくれるようです。
コロナ禍にて普段の生活や行事など、制限が多く戸惑いも多い今日この頃。ラ・ファミーユでも面会制限は勿論、行事なども縮小したり控えたりと、ご利用者様も退屈な時間が増えている状況です。
10月と言えば地方祭…今年の秋祭りは神事のみ執り行うと言う状況でしたので、お供馬もないねと諦めていましたが…
来ました!お供馬が来たよーっ‼
法人の評議員かつグループホーム運営推進委員である岡本氏(馬主様)の、お取り計らいにより「お供馬」のお披露目がありました。屋外での見学という事もあり、利用者様方に楽しんで頂くことになりました。
例年お供馬は日曜日に巡行しますので、施設へご入居(ケアハウス及びグループホーム)の利用者様しか見物できなかったのですが、今年はデイサービスご利用者様にも楽しんで頂くことが出来ました。
あれれ!?女の子が乗っていますよ。
岡本氏の話によると、本来ならば女の子が乗り子をするのはご法度ですが、今年は神事(祭典)とは無関係で巡行するにあたり特別な演出をして下さったようです。
乗り子を務める女の子は10歳とのこと。可愛いだけではなく凛々しいですよ。
皆さん、記念撮影しましょう。
・・・と言ったものの。
さぁさぁ、記念撮影ですよ~っ!
皆さん、お馬さんに夢中です。
施設の前庭をぐるりと一回り…あれ??女の子が入れ替わっていますよ。
うっかり・残念、歳を聞きそびれましたが、先ほどの女の子より明らかに幼いです。
ぐるりと一回りして「ホッ」としたのでしょうか?「乗り子」の女の子と「口引き」である馬主さん(岡本氏)から笑みがこぼれています。
近くで見る馬は、大きくて美しく、優しい目をしており、穏やかな気質なのか?よく訓練されているのか?滞在中、とても良い子で大人しかったです。
馬の歳を聞いてビックリ!人間の歳に換算して90歳くらいとの事。人間ならこの歳ともなると、大きな荷物を運ぶなど難しくなります。馬さんお疲れ様です。
そして岡本氏をはじめ、ご尽力頂いた皆々様、本当に有り難うございました。
例年この季節には、コスモス見物や紅葉狩りなどのドライブ行事の予定がありますが、全国的に新型コロナウイルス感染症の第3波が押し寄せており、愛媛県内の感染者数も増えているため外出行事は中止となりました。
外気に触れ、四季の移ろいを目の当たりにするのは心身に良い作用を及ぼす筈でしたが・・・残念です。
だからと言って、無い物ねだりをするのは時間と気力の無駄遣いです。
さぁて、気を取り直して!グループホームでは早速、頭の体操で楽しむ事にしたようです。
男性陣と女性陣、それぞれ違った「お題」が出されたようですね。
え~っと・・・何々??
どれどれ、フムフム・・・こうやってだな、それから~
出来たよ。。。イエーイ!!
ほらほら! もう直ぐ、焼き上がりますよ。
焼き上がった生地に餡子を塗って~、それからクリームも乗っけて~、
そして、そして! もう一枚の生地で挟むんだね。
お疲れ様でした! 頭を使った後の甘味はひと際のようで、自然と笑みがこぼれます。
コロナ禍にて規制や制限があり元の生活に戻るのは、まだまだ先のようです。
今しばらくの間、ご利用者様・ご家族の方々には、ご不便と我慢の日々をお願いしたいと存じます。
今年もまた、クリスマスの季節が訪れました。
クリスマスケーキを予約したり、街頭のツリーやイルミネーションにワクワクし、クリスマスに因んだ映画や舞台を楽しんだりと、商業的クリスマスに”まんま”とはめられた「似非クリスチャン」となっていませんか?
ラ・ファミーユでは毎年この時期、クリスマス会を開催しています。ゲームや音楽を楽しみ、心ばかりのプレゼントをしたり、クリスマスケーキを味わったりしています。
1階エントランスホールにはサンタクロースが鎮座して、デイサービスご利用者様をお出迎えしています。
ケアハウスでは、
クリスマスツリーとスノーマンの衝立を立て掛けて、
入居者様の生活動線、職員の介助などの邪魔をしないよう簡素化した雰囲気づくりを心掛けたようです。
グループホームでは「華やかなクリスマス飾り」と「クリスマスケーキ」を脇にパーティーを開催したようです。
手前のクリスマスケーキは、職員の手作りだそうです。わぁお!!ケーキ屋さんで買ったみたい♥
可愛らしいプレゼントも頂いたよ…
サンタケースの中には何が入っているのかな??
ゲームに引き続き、職員によるマジックショー!!
チャラララララ~・・・
一瞬芸に皆さん戸惑っています(笑)
さぁ~お待ちかね!
職員手作りのクリスマスケーキをいただきましょう。
「見た目もエエけど、美味しいんでぇ!」
と、笑顔で応えてくれました。
コロナ元年とも言える一年。生活様式・働き方・考え方など、変化せざるを得ない状況に、誰もが戸惑いながら過ごされたのではないでしょうか。
クリスマスが終わると、年末に向けて本格的に忙しくなります。はやる気持ちを落ち着かせ、穏やかに良い年越しを迎えたいですね。